祭り・娯楽・年中行事

祭りは人々が神を敬い畏敬の念を持って感謝をする儀式であり、神輿の渡御、山車の曳きまわしなどが繰り広げられる。その風景は日本人の心の故郷である。祭りに伴う囃子、踊りなどは、人々の平凡で苦難の多い日常のわだかまった気分を払拭させ、高揚させる力がある。祭りが終わると次の祭りを楽しみに再び日々を淡々と暮らしていく。こうして人々は古からさまざまな日常に折り合いをつけて暮らしてきたといえる。さくら市にも有名な祭りがいくつも存在するが、それらは規模の大きさや、祭り役員たちの用意周到の準備、村一丸となって繰り広げられ伝えられてきた。喜連川を代表する祭りは喜連川神社の夏祭り「天王祭」である。そのハイライトに「あばれみこし」といわれる多くの若者たちによる神輿がある。氏家地区の天王祭も歴史は古く開催されてきたが、近年は氏家商工まつりとして趣向を凝らし、近隣からの観光者も多い。各地域、先代より受け継がれてきた祭りや信仰、年中行事は時代が変わり、商業や観光と結びついて様変わりしている。それでも祭りで味わう高揚感と熱いエネルギーは地元市民が歴史を紡いでいく原動力となっていくだろう。

喜連川神社祭礼 明治末〜大正時代
喜連川本町若衆祭り屋台 1965(昭和40)年ごろ
平成の喜連川本町若衆
百物揃い 1990(平成2)年
子ども神輿 平成
馬上の喜連川神社宮司 昭和時代
オープンカーでの移動 1996(平成8)年
神輿が喜連川を巡る
氏家天王祭 氏家駅前 1955(昭和30)年代
氏家古町若集の祭り姿 1946(昭和21)年
氏家 天王祭 氏家駅前 1955(昭和30)年ごろ
今宮神社創建950年記念渡御 2010(平成22)年
梵天祭出発前 1929(昭和4)年ごろ
出店風景
金魚すくい
奉納相撲
奉納相撲
東漸寺 喜連川町第一回花まつり記念 行列出発点 1932(昭和7)年5月13日
きつれ川商工まつり 2007(平成19)年
喜連川中学校吹奏楽部演奏 2010(平成22)年
パレード 2007(平成19)年
フォークダンス 2007(平成19)年
お花見歩行者天国 1995(平成7)年
喜連川庁舎前でミニ上棟式 景品まき 2006(平成18)年
喜連川町内一周駅伝 1955(昭和30)年代
喜連川町民体育祭の応援
第20回氏家町民体育祭
お盆お迎え 昭和時代
お月見 昭和時代
公方太鼓
公方太鼓
長寿表彰 昭和初期
敬老会 昭和時代 1970(昭和50)年ごろ
下新田 若妻会 子どもたちへの読み聞かせ
紙芝居 身を乗り出して聞く子どもたち
きつねの嫁入り 2023(令和5)年
氏家駅前 雛めぐり 臨時列車 2016(平成28)年
第1回さくら市成人式 2006(平成18)年
市制20周年記念 第3回二十歳のつどい 2025(令和7)年