石造 地蔵菩薩坐像

  • 1976(昭和51)年3月3日
  • さくら市氏家
  • 西導寺 蔵
  • 鎌倉時代
  • 136×88cm
「蔦地蔵」と呼ばれ、親しまれている石造りの地蔵菩薩坐像です。
安山岩に、像と台座を一緒に丸彫りしたもので、以前は周囲を回りながら拝んでいたためか、背面まで丹念に作られています。
蔦の生えたところが好きだったという伝説や、宇都宮市と縁のある藤原定家の顔を模して、1247年(宝治元)年、定家の七回忌に作ったなどと言われて言ます。