二回目のアラクハタキ
近くで宇都宮第一四師団の春季演習

五月二日

姉帰省
車でアラクより木の根を運ぶ

五月三日

日露戦争建碑式がにぎやかに行われる

五月四日

油粕あぶらかすを砕くだく

五月五日

柄木田家のアラクレの手伝いに行く

親類の中屋で葬式

五月七日

ウケでナマズが大漁だ

五月八日

喜連川薬師様の祭礼は大にぎわい

五月九日

レンゲ田をうなう

五月一〇日

柄木田家の田をなう

五月一一日

田うない、午後は虎ゴトで休み

五月一二日

雨の中、馬でアラクレかき

五月一三日

アラクレかき、夏そばまき
夕食にうどん

五月一四日

田かき

五月一五日

木の根を運ぶ

五月一六日

新開墾地
ようやくうね立てをする

五月一七日

開墾地の畑に肥料を運搬

五月一八日

アラクレかき

五月一九日

アラクレかき

五月二〇日

猪瀬清作君、宇都宮郵便局に就職

五月二一日

手作業でアラクレかき

五月二二日

湿田では馬も疲労し、かわいそう

五月二三日

スルスヒキ
午後、虎ゴトで休み

五月二四日

厩肥まやごえ出し
中代なかしろ（二回目の代かきの）準備

五月二五日

ヨセ刈り（田の周囲の草刈り）

五月二六日

そばカタギリ、煙草元肥もとごえ作業

五月二七日

雨の中、中代かき

五月二八日

北風の中、中代をかく

五月二九日

人を雇って中代かき
小学生害虫捕り

五月三〇日

茶摘み
午後、旧五月一日鍬鎌くわかまドメ、端午の節句で鯉のぼりがなびく

今日も中代かき